2017-03-21

トムヒ来日記 ②

冬休みもあけ、穏やかに通常の生活へ戻りつつありますが
会社の食事スペースにぺらりと裏表紙がGUCCIの冊子が落ちていて
「ひぃっ」って息が止まったりしています。(NIKKEI MAGAZINE STYLEとかいう)
会社で見ると世界がおかしなことになりますね。
仕事モードの頭の中でぎゅるん、て世界がひっくり返る音がしたよ。
こんなところ(現実=会社)の中に落ちていたらいけないよ、きみ…↓。

via Harper's Bazaar "Tom Hiddleston lands a GUCCI campaign"

なんで落ちているの、あれは何?トムヒに見えるけどなんでここに落ちてんの?とあわあわしていたらGUCCIのお店に行って空気を吸っていればよい、と言われたのですがそうかその手が(違)

ともすれば現実と夢の世界の境目が曖昧になりそうになるので、いや本当あれですね、現実に存在していることを自分で確認することのパワーってすごいですね…いろいろ揺らぐ…(現実の方が)…トトロいたもん…
J2(JensenとJared)に会った人たちの感動が今ならなんだかわかる気がします。

というわけでトムヒ来日記②です。(①はこちら)
ひとまずまとめることで区切りをつけようと思い書き始めたキングコングレカペイベントな訳ですが、なぜか英語で書いてみたりしていました↓。何やってんだ。

I met Tom Hiddleston last Wednesday.
He is a famous actor especially known for playing the role of "Loki" in the movie called "Avengers" .
He was in Japan to promote his new movie, and I was lucky enough to win the ticket of its promotional event.
When he came in front of me, I couldn't say anything.
What I could do was just to hold out my notebook, but he took it and put his signature on it with a gentle smile.
I could hardly think of anything, and just held out my hand instead of my iPhone for a selfie.
Then, he shook hands with me!!
I couldn't understand what's happened .

ということです(終わるな)。

ええ、いきないメインイベント(私の中での)にすっ飛びますが
そうなんです。
あくしゅしてもらえたんです・・・

あくしゅ、握手ですよ!!なんでかサインとかセルフィーは何となくイメージできたんですが、握手するなどということが現実に起こるとは全くの想定外だったのでセルフィー撮れずとも頭真っ白になりました。まさか手に触れるとは…!!
手を出そうと思った自分に人生最大のグッジョブを送りたい…
手を出した時には一瞬トムヒ、「え…っと?」て感じの反応だったんですが、
(スマホ持ってなかったしね…)その後ものすごく穏やかに「Thank you so much.」て
言いながら握手してくれました…お声も聴けたよ…
もはやどっちの手だったかすら朧ろげな意識吹っ飛び状態だったのですが(お互い右手にもの持ってるんだからたぶん左手)、思い出す限りでは暖かくて、大きいというよりはしゅっとしててするっとなめらかハンドでした…(語彙力…)。手指も長いんだね、きっと。
冷たい!!ということがなかったのが救いだなぁと。

あの寒い中かなりの時間を割いて、参加していたみんな舞台上のイベントが始まる前に
「はぁ~終わった終わった、帰るか~」みたいな雰囲気になるくらいの長い間に渡って
ファンサービスをしてくれたので、手が凍えながら書いていたらどうしようと思っていたので。あったかかったよ…でも寒かっただろうなぁ。
イベントが始まった最初の方は、登壇しないゲストの方々が次々に通り過ぎて行って、ちょいちょいサインはしてくれていたけどジグザクと歩いて前に進む中、どうやら自分たちのいる場所は素通りポイントらしいという予測ができたので、この寒さだしそれもしょうがない、歩いてる姿見られただけでも重畳であると思いつつ、どこかのサイトで何かのイベントの際にトムヒがファンサ、インタビューまで終わってからファンサできなかったエリアに戻ってきてくれたという話を上げてくれている方がいたので、素通りする方々を横目になんとなく「大丈夫、トムヒはきっと来てくれる…かも。だといいなぁ。ダメかなぁ」と勝手に半分くらい信じていました(笑)。
なんとなく一度は通り過ぎられる想定で待っていたわけですが(笑)、
最初のジグザグのザグに入りまして、トムヒが徐々に近づいてくるわけです。
遠目に見ても「わかる」くらい一人異世界の人でしたが、(一目でトムヒだ…!!てわかる)
異世界のお姿がどんどん近づいてくる…!!
目の前にお立ちになった時の様子は心眼に焼き付けておこうと心に誓ったわけですが、
どんなスーツ着ていたかは後からプロの方がUPしてくださった画像で知りました(笑)
背が高いのがどんな感じに高いのか見上げてわかる、産毛光ってるよ発光してるんですか(光源が強いだけ)、カメラ(スマホ)通した画像と本人の色が全然違う、白い!!!
なんて表現すれば良いのかわからないのですが、べた塗ホワイトの白じゃなくていろいろ透過してそうな白。どんなやねん…。
かっこいいとかはもちろんそうなんですが、綺麗な、綺麗な人だなぁというのがとても強い印象でした。立ち振る舞いとか穏やかな雰囲気とか、全体的な存在がそう思わせるのかもしれないのですが。

もはや「あくしゅ・・・(白目)」てなって魂がお空に行ってしまった私は、
それまではかろうじて一列目で踏ん張っていたのですが、サイド方向からどうやら前へ回り込もうとしている一団がいたのか(後ろからは全然押されなかった)、最終的にはカーペットに対して横向きで胸と背中圧迫されて息できない状態で全力で片足立ちをしてまして(翌日は脇腹が筋肉痛)、ぽんっとはじき出されて気が付いたら2列目になってました(笑)。
それでも自分にしたらよく踏ん張った。
トムの後から戻ってきてくれたサミュエルとブリーはもはや眺めるだけになってしまいましたが、(サミュエルは後ろの人の色紙を預かってサインしてもらったんだけど、自分のノート出したら「2個目はダメよ」てことなのかスルー。きっとそうやって進まないと永遠に終わらないもんね…でも間近で見られたから満足!)

すでに終了撤収くらいの気分でいると、運営らしきジャケットを着た方が「このあたりのエリアの方、最後の声掛けの撮影に協力していただきたいんです。誘導しますから前の方へ移動していただけますか」と言いに来られました。
なんとなんと、もしかして目の前で舞台イベントが観られる…?!とスケベ心がちらっと出たのが神様にばれたのか(笑)、さすがにそこまでの運は無く、一旦開いた柵は私の前までで再び閉じられたのでした…。元々無いオプションだもんね。欲をかいちゃいけない。
ただおかげで、どうやらぎゅうぎゅうしていた人たちが抜けて行ってくれたらしく、途端にゆるりとなって再び最前列に戻ってこられたので(笑)、もはや優雅に柵に寄りかかって舞台の様子を眺めつつ、トムヒの生声を堪能させていただいたのでした。しかしふと下を見ると運営の方が一旦開けてしまった柵を、かがんで支えてらっしゃった…よ、寄りかかってごめんなさい…お疲れ様でした…

トムヒとサミュエルが力強く「き~んぐこ~んぐ!!」と
締めくくってくれたイベントが終了すると、
三々五々撤収してお開き、となったわけですが、
とにかくあったかいものを食べよう!と入ったイタリアンレストランで
入りばな「ホットワインがある~!」
まさかドイツ料理屋さんでもないところで二人ともが
「これは美味い、寒い冬には最適!」と認識している飲み物があるとはと
迷わず二人でホットワインをオーダー。
この日は最後までありがたい運に恵まれた一日となったのでした。


↑結果的に唯一残った物証(笑)。一番欲しいと思っていたサインがもらえて本当に良かった…。

トムヒ、サミュエル、ブリー、みんなで来日してくれて本当にありがとう。
トムヒは日本に呼んでくれてありがとう、集まってくれてありがとう、って
ずっとありがとうって言ってくれてたね。
三人を呼んでくれたワーナーさんにも、
ワンダーランド感を倍増してくれた新宿区にも(笑)、感謝を。

2017-03-18

トムヒ来日記 ①

いろんなSNSが普及してる昨今ですが、 結局Twitter以外はあまり触れることもなく細々と生きております。
 皆様お元気でお過ごしでしょうか。

 久しぶりにこれは書いておこうかな、と思いまして。

 3月15日に、初来日を果たしたトム・ヒドルストンとともに ブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソンと3人も揃って登場してくれた キングコング『髑髏島の巨神』のジャパンプレミアイベントに参加することができました。
 舞台挨拶付き試写会は参加できなかったのですが、十分ものすごくお腹いっぱい大満足の、 いったい自分の徳の少ない人生に何が起こっているのかと思いながらのイベントでした。ありがてぇ…。
数日前から心配していた通り、この日は3月とは思えないほどの寒さで、ファンの方では好きなように暖かい恰好をしていられるけど、登壇ゲストの皆さんは一体大丈夫なのかしらとみんな心配していたと思うのですが、やはり寒さに耐えざるを得ない状態で…同行してくれた方はブリーの鳥肌が見えたそうで、本当に可哀そうになってしまったのですが、3人とも本当に丁寧に笑顔を絶やさずファンサービスをしてくれました。トムヒとサミュエルに至っては一度通り過ぎた後に戻ってきて逆サイドにまた対応してくれる優しさで…。ブリーちゃんにはもう早く温まって欲しかった…あの寒い中美しい姿を見せてくれて本当にありがとう…(;_;)!


来日決定の一報が入ったのは2月の中旬だったかと思うのですが
「うわぁ!!このタイミングでか!マジか!!どうしよう!!」 と、
ろくに芸能関係のイベントに参加したりしようとしたり、したことが 無かった私は
とりあえずその場で変な声を上げて、その次の行動は 何をしたらいいのかわからなくてスマホを3度見くらいしました。

  トムヒが!!来てくれるんだって!!! 

このまま書き続けると応募編だけで長編になってしまうので、一回切ろうかなとは思うのですが、今回は参加に至るまでが出来過ぎかと思うくらい ありがたくラッキーなことの連続だったのでむしろ各方面へのお礼を綴りたい という思いで書き始めてしまってすみません…。 

まず、たまたまこの週まるっと仕事が元々休みだったんです(驚)。
日曜に受けたい試験があって、そのためには冬休みを取って1日犠牲にしないと日曜日が休めない制度で。 日曜の私用有給とかあり得ないことになってるんですよね…なんでだろう。 

ともかくありがたいことに試験当日の日曜ではなくその週の水曜日。
「私!その週休み休み!!行けるって!」 とスケジュールだけはばっちりになってしまい、さて応募しようかと思ったものの昔ながらのはがき戦法だとしたら30枚とか書く…?時間は申し訳ないけど無い!勉強もだいぶ切羽詰ってるから!と思っていたらこの頃はSNSとかアプリとかで応募するし雑誌も付属のハガキか応募券貼付なのかとわかり、ひとまず次の休みに集中して書くことにしようと雑誌類は買うだけ買って締め切りを確認していったん収納…勤務日はとにかく勉強することに。

加えて結果的にありがたかったのは上記のとおり抽選だったこと。
先日のマッツ来日の時のように一瞬で売り切れるチケット争奪戦だったとしたら、私の鈍くささではどう考えても無理でした。そういうので何かを果たせたことはかつて無い…。

オンラインで応募したものはなんだかもうまるで当たる気がしなかったので、ハガキに関しては日○ンの美子ちゃんにも負けねぇくらいの気概で丁寧に書いて投函。ぴあに至っては12~13個くらいの事項を真っ白な紙面にバランスよく書き切るという大変難易度の高い命題を(笑)誤字なくボールペンで書き切った時は妙な達成感がありました…。しかも「この雑誌を買ったのはなぜですか」という質問に「裏表紙のトムヒが美麗すぎたから」とか正直すぎることを書いた…。「このイベントに対するあなたの心意気は」という質問にはよくぞ聞いてくれたぴあさん!そういうところを量ってくれて、読んでくれようという気持ちが嬉しいなぁと思いつつ「好きな俳優が好きになった正にその時に日本に来てくれる、会えるかもしれないという機会に挑戦したい」旨を書いたのでした。

実はリンクを貼っているブログでもお察しの通り、ここ10年来ジェンセン・アクレスのファンな訳ですが、まだ一度も会えたことが無いんですね…。ジェンセンはトビー・マグワイアのスパイダーマンの時に既に一度来日してくれてるんですよね。自分がファンになったのはそのすぐ後。土日続けての休みを取ることができない都合上会いに行くこともできないまま、お子さんの小さい(どころか今は生まれたてに臨月)ジェンセンもジャレッドもなるべく家族のそばにいて欲しいし、来日して欲しいなどと願うのも申し訳ない。

で、何の話かというと、来日してくれるというタイミングの時にすごく好きになっているところでした(現在進行形)!なんていうのはものすごい行幸だということです。
例えばもしホロウクラウンを観るのが半年遅ければ(プリンスハルにやられた)、
間違いなくこの機会をスルーして後で激しく後悔していたであろうということで。
逆にそれこそ10年来トムヒのファンをやってらっしゃる方のことを考えれば私などがおこがましいことであるとモダモダしてしまうのですが、ここは自分が後悔しないようにしたいと奮起したのでした。
トムヒはそれこそアベ1作目から劇場で見てるからずっと「好き」ではあったんだけど、MCUメンバー皆んな好きな中の一人でした。私が長髪好きだったら一発でドボン←だったと思うんだけど、どちらかというと短髪で油断するとくるくるふわふわし始めるワガママヘアーでゆるっと笑っている方が…というか、短髪になった途端にドボンと落ちる習性があるようで…私。尚且つ、トムヒは本当に良い歳の取り方をした1人だなぁと思います。歳を取るほど魅力的になっていく人だったんだなぁと。
人間どこで嵌まるかわからないもんですね、本当…。

そんなこんなでやるだけやった!あとは忘れて勉強するのだ!と言いつつそわそわポストを見てみたら、投函して2日程しか経ってないのにポストに何か入ってる…。
「またまた~。TSU○AYAさんとかのDMでしょ?」と語り続ける頭の声にうんうんとうなづきながら見てみると…

当たっ・・・た・・・?!(半信半疑)

試写会は見れません!!て書いてある…ていうことは、レカペは行けるのね?!良いのね?!そしてやっぱり、一番手書き率の高かった(笑)、ぴあからの招待状でした。
下手でも丁寧に書けば何かしら通じるかも、と願った気持ちが通じたのかどうかわかりませんが、ありがとう!!ありがとう!!ぴあ様!!
そして見事に簡単応募系は全て!落ちました(笑)。

そして整理番号が書かれている様子。50番以内の番号だったのですが、こりゃぴあブースの50番以内のどこかってことでしょ?隙間から見られるかな~。豆でも同じイベントに参加できて、空間を共有できればそれでも私には勿体ないくらいだよ…。(←本当に当たり運が無い人生で、ビンゴの景品もほぼ当たったことがないレベル)とか思っていたら、
全体の通し番号でした…。びっくりだよ。なんてこった。

そしてワーナー始め、運営の方にも本当にお礼を言いたいのが、時間も押している中でしっかりと、本当に5~10人ずつ番号に忠実に、かつ混乱無いよう誘導をしてくださったこと。ブースの人数ずつ流されたりとか、最初に集合していた1~100番とかのエリアごとの移動だったとしたら、やはり整理券の番号もなんのその、気が付いたら一番後ろでぴょんぴょんしてるのは確実だったでしょう…電車で降りるのも、ホームでエスカレーター乗るのも気が付いたら一番最後になるヘタレだもんでな…
本当にできないのよ、「我れ先に」が。
そしてどうやらGacktファンの皆様ともきちんとブースを分けてくださっていた様子で、無用な混乱を避けるためにはそれもありがたい配慮だったなぁと思います。

今回同行のお誘いをした方も、かなり急なタイミングでしかも平日の夕方にお誘いをしたのに、本当に快く万障繰り合わせて駆けつけてくださって、感謝感謝でした。
そしてあれよあれよと気が付けば当日で、フェンスの一番前に陣取っている…。
これは、まさかのTVでよく見る「きゃー!!」て手を伸ばしたらサインがもらえたり、
セルフィー取ってもらえる位置なんでないかい?!
「ふふふ、こんなん用意してお前サインもらえるかもなんて思ってんのかい?馬鹿だねぇ」と自ら思いながら準備した、大判でプリントしたDL画像にサインペン…。
まさか、期待できる時が来ようとは…てか本当に?

レカペの位置としては100m超の真ん中ほどなので、端の舞台で何がしかが行われればそれはもう豆サイズなのですが、そんなのはいいんです。だって生の!!声が聞けるから!!
もう私の人生にしたらよくぞここまで、なレベルで、始まる前からこれ以上望んだら罰が当たるとありがたやと拝みたい(もはや何にかわからない)心持ちでイベントが始まるのを待ったのでした。

…すいません。始まってもいないまま終わります…
(後編へ続く予定)